おしめを早く取りたいのですが・・・|急ぐほどに遅くなります

3歳までにおしめを取りたい

おしめは3歳までに取れたらOK!

一般に言われているのが、「幼稚園(3年保育)に入園するまでに取ってくださいね」です。
でもなぜか、保育園では早くトレーニングをしてほしい保護者がいるのです。
おしめの方が楽なのになぁって思うのですが(笑)

焦らなくても大丈夫です。幼稚園におしめをしている子は普通見ません。
いや、最近いるそうですが・・・明らかにそれは子供ではなく親が原因ですよね。

 

とりあえず大急ぎで取るには
「幼稚園に来るお友達で、おしめの人は一人もいないよ」
「みんなパンツをはいてるよ」

「パンツをはかないと幼稚園に行けないよ~」

と。。。

本当はこういう脅しはダメですが入園直前ならいたしかたありません。
身体の機能は完成しているはずなので、少しの間の練習で出来るはずです。

 

どうしても子供がおしめを付けて行くというなら、
一度つけて行かせてお友達のパンツと見比べさせてはどうですか?

きっと少しはずかしくなって「明日からパンツで行く」と言いますよ。

乳幼児の排泄機能は段階的に発達します

そもそもおしっこは、
”ありがとう”や”バイバイ”のように練習したからできるようになるものではありません。

もちろん怒っても叱っても無理です。
教えても難しいです。

ただ2歳になるまでの子供でも、もし時間に余裕があるようなら、
様子を見ながら時間を決めてこまめにトイレに座らせてみてください。
上手くタイミングが合うと出ますよ。
これでおしっこの出る感じをつかめさせるのいいですよね。

 

1歳頃
おしっこが出たと感じられる

 
2歳頃
おしっこが出そう(弱い尿意)と感じられる
短時間なら我慢できるようになる(おしっこの回数が1日10回程度になる)
 
2歳半頃から
少しずつコントロールできるようになる
 
3歳前後
自分の意思でおしっこを出したり、我慢したりできるようになる

 

トイレの自立には4つの成長が必要である

  1. 大脳の発達(大脳から「おしっこしたいよ」と指令を送ることができる)
  2. 膀胱括約筋の発達(「出す、我慢する」をコントロールすることができる)
  3. 言葉の発達(「おしっこが出そう!」と大人に伝えることができる)
  4. 運動機能の発達(便座に一人で座ることができる)

 

無理にトイレ練習するのは逆効果

1歳くらいからおしっこトレーニングを始めるからと言って
30分、40分ごとにトイレに誘われるのは、

もし自分ならどう思いますか。

遊んでいる途中であったり、絵本を見ている途中だったり、
これで出なかったり・・・
またしばらくしてトイレに連れて行かれる・・・
出ない・・・
おしめに出た・・・
おこらた・・・

だんだんと嫌になりますよね。

ストレスがかかり、トイレが嫌いになり、誘っても動かなくなります。

 

このころはトイレトレーニングよりもっと大切に育てたいものがたくさんあります。
また、この4つの発達を待たずにトレーニングを始めると、
かえってトレーニング期間が長くかかります。

 

保育園でもいました。
保育士がトレーニングを始めて、
起きている時もまだ不安定な子供にお昼寝の時までパンツをはかて、

起きる時間になると、まだ熟睡している子を抱っこしてトイレに連れて行き便座に座らせるのです。
もう少し子供の意思や気持ちと共にトレーニングしたいですよね。

 

トイレトレーニングは体の成長とともに

始めるのは2歳のお誕生日くらいからがスムーズにいくのではないでしょうか。
4つの発達が完成に近づいているからです。

 

最初は1時間ごと、(のちに1時間半ごと、2時間ごとと伸ばしていきます)にトイレに連れて行きましょう。

パンツを脱いで便座に座っても、子供はおしっこの出し方がわかりません。
座ってから出るまでしばらく時間がかかる子もいるでしょう。
逆に初めてのことで緊張しておしっこを止める子(自覚なしで)もいます。

その時は「ふぅ~」ってしてごらんとか
数を一緒にかぞえて「10まで来たら出るよ~」などと緊張をほぐしてあげてください。

決して「まだ出ないの!」「出すのよ!」とか、
こわい顔をするのはやめてください。

こわくておしっこが止まりますよ(笑)

 

そして少しでも出たら大げさすぎるほどにほめてあげてください。
「おしっこ上手に出たね」「すごいね!」
「もう赤ちゃんじゃないね」「お姉さんだね」とか。

子供は「あっ、この感覚か!」と思っているはずです。
これを、繰り返すうちに出る感覚、出そうな感覚を覚えるのです。

 

そのうち自分から便座に座った時に「出ないよ」とか「出る!」とか言えるようになります。
おしっこ後の手洗いも忘れずに教えてあげてくださいね。

 

トレーニング中、もし1時間半で漏らすようならもう一度1時間に戻します。
今度は1時間でも出なくなったら膀胱のタンクが大きくなってきたのでしょう。
1時間半で出るか見てみましょう。

 

そもそもトイレに行きたがらない子には、トイレに行きたいと思わせる工夫をします。
まずトイレは明るいですか?子供は暗い所は嫌いです。
大好きなキャラクターのシールを貼るとか。
かわいい、座りたくなるような便座を探すとか。

 

本来は生まれた時からトイレトレーニングを始めましょう

2歳になってトレーニングを始めますが、
「トイレに行く、おしっこを出す、すっきりする」というのは

生まれた時からの大人の声掛けで自然と子供は学んでいるのです。

 

おしめを換える時、無言でやるのではなく、
「おしっこ出たね」「気持ち悪いね」「おしめかえようね」
換えたあとは、

「すっきりしたね」「気持ちよくなったね」「さらさらになったね」などと
声をかけてあげてください。

子供は「これが気持ち悪いってことか」「これがすっきりしたってことか」と
大人の言葉と行動で学んでいるのです。

トイレのことだけではありません。
生まれてすぐから子供は大人の言うことをずーっと聞いて学んでいます。
いっぱいいっぱい話しかけてあげてください。

 

トイレトレーニングは大人が
焦らず、イライラせずに、ゆったりとした気持ちで取り組んであげてください。
おしめをした年中さんはみたことがありませんから。
その子供にとっての時期がきたら必ず取れます。
大丈夫です。

 

 

 

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